釣り入門/船竿の選び方/釣りは気分で釣りロマン

　　また、最近は汎用性の広い、ターゲットを限定しない「オフショア用ゲームロッド」

　　がダイワやシマノなどの大手釣具メーカーから発売されて人気を集めています。
　　このゲームロッドと呼ばれるロッドの特徴は、軽くて柔らかいですが非常にしっか

　　りとした造りになっていて、使用するオモリのキャパシティ（許容範囲）も広いので、

　　様々な釣りに対応する事ができます。（オールラウンドで使用可能です）

　　船釣り用のロッドの長さは短い物で１．８mから、長い物でも３mほどと、磯竿や

　　鮎釣り専用のロッドに比べて短く作られています。とにかく船上は非常に狭いので

　　長尺だと煩わしくなってきます。
　　また、船釣りの場合、ポイントが、ほぼ真下になる事が多いので、手返しの速さを

　　考えれば、短竿の方が扱い易く重宝します。

　　通常、船で使用するロッドは１．８m〜２．５mが一般的ですが、対象魚によっては、

　　この限りでは有りません。

　　ダイワ独自の粘り強くしなやかな曲がりと繊細な穂先が生み出す超感度との融合

　　が、ゲームロッドの常識を覆します。

　　グリップ部は操作性を高めるために張りを持たせました。
　　穂先はしなやかさと鋭い感度を兼ね備えているため、繊細に誘う釣りからアクショ

　　ンを必要とするアグレッシブな釣りまで幅広い釣法に対応します。

　　また軽量化により長時間手持ちしても持ち疲れせず軽快なロッドワークが可能にな

　　っています。様々な釣りをアクティブに攻められるダイワ 船竿シリーズ

　　穂先にメタルトップを搭載する事により、超弾性チタン合金素材ならではのアタリを

　　増幅させ手元まで響かす超感度を実現。

　　モタレの様な繊細なアタリに対しても優れた感度を発揮。軽量ブランクスに穂先部

　　の軽量チタンLDBガイドが、感度に更なる磨きをかけました。

　　自然な食い込みとシャープな操作性を追求した同シリーズは、負荷をかけるとしな

　　やかに曲がり込み違和感無く食い込ませます。

　　また胴にはパワーを持たせている為、切れのある優れた操作性も実現しています。

　　ダイワ(Daiwa)インターライン 帆影 30-310
　　【柔軟なバイアス穂先＆「超撥水ドライ」テクノロジー！】

　　ダイワ(Daiwa)インターライン 帆影 30-310　船竿一覧

　　■全長(m)：3.10
　　■継数(本)：3
　　■仕舞寸法(cm)：110
　　■自重(g)：245
　　■先内径/先径/元径(mm)：1.6/2.2/21.6
　　■錘負荷(号)：20-60
　　■カーボン含有率(％)：90

　　《ダイワ船竿》

　　● 船釣りにおいて最も煩わしいトラブルの一つであるガイドへの糸絡みと無縁の

　　インナーライン(中通し)ロッドは、サビキなどの多針仕掛けや、全国で広く行われて

　　いる一般的な胴付釣りにおいて大きなアドバンテージを発揮します。

　　不安に思われがちなラインの放出性能も「超撥水ドライ」や「リニアインターライン」

　　などのテクノロジーの進歩により、ガイド付きロッドと比べても遜色のないレベルに

　　達していると言っても過言では有りません。

　　更にセッティング時に簡単な「トップイン機構」を採用、振出タイプならではの携帯

　　性の良さも重要なポイント。頑丈さとしなやかさを兼備したバイアス穂先も備え、沖

　　釣りで人気のマダイ・アジ・サバ・イサキ・ハマチ・メジロ・ヒラメなど、置き竿・手持ち

　　を問わず、ほとんどの釣種において快適な実釣性能を発揮します。

　　特筆すべきは「万能7：3調子竿」に仕上がっている見事なパフォーマンス。

　　なお、シリーズ機種の「インターライン岬」は同様の汎用性を備えた6：4調子竿。

　　● 超撥水ドライ(#1に採用)：
　　ブランク内面にほとんど水滴が触れない接触角165゜を実現した驚異の撥水性能と

　　ラインのスムースな放出を可能にするリニアインターライン構造を組み合わせた加

　　工技術が特色です。

　　ラインと共に内部の水滴まで一気に排出されるため、インターラインロッドとは思え

　　ないほどのスムーズなライン放出性能をいかんなく発揮。

　　● リニアインターライン構造(#1〜2に採用)：
　　耐久撥水を施したロッド内面に、山形状の突起をスパイラル形状に設けた構造で

　　簡単に説明するとロッド内部に多数のガイドを装着したのと同じ状態です。

　　これにより、ラインと水滴が接触しにくくなることでブランク内面にベタつかず、スム

　　ースでスピーディなライン放出を実現しています。

　　● バイアス穂先＆脱着式SiCトップガイド：
　　ブランク素材のカーボンクロスの繊維を斜め方向に配置したバイアス設計により、

　　大径にもかかわらず柔軟性と感度に優れ、またアタリも取りやすいです。

　　50・80・120号にはウキ止めがスムーズに通ってゴミ詰まり等のトラブルにも強い内

　　径3.0mm仕様。

　　また、トップにはクラゲなどの汚れのお手入れが簡単な脱着式軽量樹脂SiCガイド

　　を採用。

　　● ラインにやさしいエントランスガイド(SiCリング)：
　　竿本体に取り付けられた楕円のガイド、また導入部に取り付けられた丸型のガイド

　　の2つがエントランスガイドとして機能し、竿を伸ばした時・縮めた時のどちらにおい

　　てもラインを傷めない。

　　● 糸噛み防止下栓：
　　元上節(竿をしまった時に中に入る元竿のすぐ上の節)の下にはガイドを配した下栓

　　が付いており、さらに下栓に施した糸ガミ防止機構と合わせて、竿収納時のライン

　　の傷付きを防止。

　　● Vグリップシート：
　　リールをセットした時に握りやすく、腕への負担が少ないダイワ独自のグリップ形状

　　シート。

　　終日手持ちの釣りの場合、グリップの快適なフィット感は感度の向上にもつながり、

　　正にストレスフリー。

　　● 振出TOP-INインターライン
　　● 一発糸通し
　　● 着脱軽量樹脂トップガイド

　　　　　【対象魚別にロッドを選ぶ】
　　◆　メジロや青物全般がターゲットならパワーの有る３．０m。
　　◆　ヒラメやマゴチの様な底物狙いなら２．５m。
　　◆　１０キロクラスの大物真鯛なら３．０mも選択肢の一つに上げられます。

　　現在、市販されている船釣り用のロッドは２本〜３本継ぎの仕様になっています。
　　仕舞い込み寸法も５０cm〜１m程と、とてもコンパクトです。また、通常のガイドに

　　ラインを通すタイプと、ガイドが付いていない、ロッドの中にラインを通すインナー

　　タイプ（中通し式）の２種類が有りますが、海が汚れていたり赤潮が発生した時な

　　ど、インナータイプだと手入れ（メンテナンス）が、とても大変です。

　　　（一般的な外ガイドを選んだ方が手入れも簡単です）

　　　　● ロッドの特性を生かす
　　釣り竿はおもに先調子（９：１調子、８：２調子、７：３調子）と

　　胴調子（６：４調子、５：５調子）に分かれ、魚種や釣法によって使い分けます。

　　一般的には繊細な魚信（アタリ）が取り易い先調子の竿を使い、向こうアワセ

　　（魚が勝手に針掛かりしてくれる）は胴調子の竿を使用します・・・が、それぞれ

　　　釣り人の好みによって多少異なります。

　　一般的には７：３調子の竿の方が汎用性が高いので、初心者が入門用として