釣り入門/渓流竿の選び方/釣りは気分で釣りロマン

　    渓流釣りは景色の美しさも然る事ながら、美しい魚達とも出会える事が
      一番の人気の秘密では無いでしょうか。自然との戯れや、魚体の美しさ！
      多種に亘る木々と清流が映し出すグラデーション。本当に癒されます。

下界では、決して味わう事の出来ない、おいしい空気・・・・・・・・・・。
まさに至福の喜びを感じる一時ですが・・・・・・・（熊に注意!!)

      時間が経つのも忘れ自然との対話に明け暮れ、釣り人を魅了します。
      日頃の悩みなど入る余地すらない空間で遊べるなんて、素敵ですね！
      感動さえ覚えてしまいます。本当に最高の贅沢ですよね。

ところで、渓流竿も色々と有りますが、出来れば全てに使える・・・！？
オールラウンドプレイヤー的、渓流竿が有ればいいと思いませんか？

・・・・・・残念ながら全てに通用する竿は無いのが現状ですが。スミマセン。

　　　●初めの一本

      入門用としては長さが一般的に５．６m位がお勧めだと思います。
      実際に、この長さは非常に使い勝手が良く私も愛用しています。
      毎年、沢山の渓流魚と遊ばせて貰っていますが、なかなか釣れません。

長さや硬さは釣り場や好みもあるので一概には言えませんが、　　
私のお勧めは５．６m～６m位の硬調で重さが１３０ｇ以下が望ましいです。

竿の自重が重い程、一日中釣りをしていると、かなりシンドイです。
５．６m位なら１１０ｇ程度だと思います。（疲れ度合いは個人差です）

　　　●高級品は高嶺の花か？　　

気品漂う渓流竿、職人の技が光ります各メーカー最高峰の竿は高価ですが自重の軽い

商品を揃えています。鮎の友釣りに関しては、竿

の調子を考えて、後から自重を考える方も大勢い

らっしゃいます。

鮎の友釣りで使用される竿の調子は中硬、中硬

硬、早瀬抜、急瀬抜などの表示がされていて、

長さは９メートルも有れば問題無いと思います。

　　下界から遠路、遥々訪れたフィールドで、その竿を使ってアユを泳がせる事を考

　　慮すると、安価な竿を選ぶより、思いきって８万円以上の竿を選んだ方が、買い

　　替えが少なく、結果的に長持ちします。（感度が違う）

また、ヤマメやアマゴ狙いでは、５．４m～６．１mクラスを主に使用します。　　
勿論、自重が軽いにこした事は有りませんが、道糸やハリスを通して穂先に

　　ダイレクトにアタリを感じる必要があるため、穂先も柔らかく、しなやかさを持った

　　竿が理想です。

　　シマノスーパーゲームパワースペック ZL H 90-95
　　【シマノテクノロジーの粋を集めた本流ヤマメ竿の最高峰！】

　　　　シマノ(SHIMANO) スーパーゲームパワースペック ZL H90-95 　　

　　シマノスーパーゲームパワースペック ZL H 90-95　渓流竿一覧

　　■2Wayズーム：90-95
　　■全長(m)：9.50
　　■継数(本)：10
　　■仕舞寸法(cm)：129.5
　　■自重(g)：360
　　■先径/元径(mm)：16/29.9(26.2)
　　■適合水中糸ナイロン(号)：0.3-1.5
　　■カーボン含有率(％)：99.7
　　※( )内の元径は後端から100mmの外径を表示しています。

　　《シマノ渓流竿》

　　● 本流ヤマメ＆アマゴに対する細山長司のこだわりを結集したSUPER GAMEシリ

　　ーズのフラッグシップモデルです。

　　先代の強風に打ち勝つ超細身肉厚ブランクを装備した事で、「スパイラルX」「ハイ

　　パワーXティップ」「パラボラチューン」で全節を強化。

　　長尺ロッドにありがちなブレやネジレを穂先にいたるまで徹底的に排除しました。
　　広い本流に点在するピンポイントへ正確に仕掛けを打ち込むことができ、節の継ぎ

　　目を感じさせないスムーズな曲がりとタメの利く胴で、本流域のアベレージサイズ

　　も楽しめ、大型の魚にも難無く対応できます。

　　● 穂先まで「X構造」シマノオリジナル3大技術：
　　最もネジレが生じやすい穂先にオリジナルカーボンテープをX状に巻き上げて強化

　　するシマノ独自の「ハイパワーXティップ」が初めて採用されました。

　　2番以降のピースはカーボンシートの内外をオリジナルカーボンテープで挟み込む

　　「スパイラルX」で補強。
　　竿のネジレやブレは振り込みの正確性を落とし、魚を暴れさせるなど様々な悪影

　　響を及ぼしますが、芯が穂先まで一本の筋と成って通り三位一体のブランクステク

　　ノロジーは、1本竿に匹敵する調子とパワーを引き出します。

　　● スパイラルX：
　　横材としてカーボンテープを隙間なく、且つ内外層で逆方向に巻く素材の新しい基

　　本構造。
　　内外層のカーボンテープをそれぞれ逆にしてX状に巻き上げているため、左右への

　　ネジリ剛性が大幅に向上しました。

　　● 高水準のネジリ剛性を獲得する「ハイパワーXティップ」：
　　「スパイラルX」はブランクの重量を変えることなく剛性を高める構造で穂持ち(2番)

　　以降のピースに対しては「ブレの低減」「操作性の向上」「ネジレや折れの防止」と

　　言った様々な効果を獲得。

　　しかし、最も径が細くネジレが起きやすいセクションである穂先には「スパイラルX」

　　を装備出来ませんでした。

　　実は他のピースと根本的に構造が異なるのが主な原因です。
　　そんな穂先を強化すべく新たに開発されたのが、オリジナルカーボンテープをX状

　　に巻き上げた「ハイパワーXティップ」と言う手法です。

　　先径がわずか1.2mm程度の穂先にテーピングを施すのは非常に高度な技術です

　　が、これにより竿先までネジレに対する剛性が格段にアップしました。
　　「スパイラルX」との相乗効果でブレはさらに抑えられ、操作性も向上。
　　振り込み、流し、合わせといった一連の操作も難なくこなせます。

　　● パラボラチューン：
　　竿の剛性の段差を排除し、1ピース感覚の使用感を実現。
　　理想的な調子の渓流竿とは？と尋ねると、多くの釣り人は「一本物」と答えるかも

　　しれません。しかし、渓流釣りは鮎釣りに次いで長尺竿が多用される釣り。

　　沢を遡り、藪を掻き分けるという釣りの性質上、ロッドの携帯性が重視されるため、
　　短いピースを継ぐスタイルが定着しています。
　　継ぎ目で起きる「硬さの変わり目」は、渓流竿の宿命ともいえるものですが、これに

　　真っ向から立ち向かったのが「パラボラチューン」です。

　　各ピース部の合わせ部分を見直し、強度を維持したうえで剛性の段差を徹底的に

　　排除。
　　これにより、ワンピースロッドに匹敵する滑らかな調子とパワーを引き出すことに
　　成功しました。

　　● ウルトラマッスルカーボン：
　　カーボンのパワーをフルに引き出す超低樹脂＆高密度ブランク。
　　「マッスルカーボン」よりもさらにカーボン繊維を高密度に束ねた高性能カーボンブ

　　ランクです。

　　高度な成形技術によって生み出されるこの素材は、軽くて高感度である事に加え、
　　カーボンにとって脂肪ともいえる樹脂を極限まで排除し、鍛え抜かれた筋肉の様に

　　カーボンのパワーをフルに引き出せます。

　　● トップストップ：

　　振り込んだ際の反動で竿先がいつまでもブレていると、餌が不自然に動いて魚に

　　警戒されるばかりか、ヘタをすると狙った筋から仕掛けが外れてしまいます。
　　そこで威力を発揮するのが「トップストップ」。

　　仕掛けを振り込むと振動がスーッと抜け、ブレがピタリと止まります。
　　不用意な手ブレや風でも竿先が躍らないため、仕掛けを意のままにコントロール

　　することができます。

　　●美観をアップし玉口を補強する「Gクロスプロテクター」
　　●竿先が鈎先になった感覚の超高感度・糸カラミ激減の回転「超感」トップ
　　●滑りにくく汚れがしみ込みにくいしっとりグリップ
　　●元竿は口金具仕上げ
　　●竿の継ぎ目には固着が少ない固着防止対策

　　　● ポイント攻略を有利にする長尺？

一般的に、ヤマメ・アマゴは姿を見せたら釣れないと言われる事も有り、あえて

　　長尺の竿を購入する方が居るのも事実です。
本流釣りをするにも利便性が有り、竿が長い程、ポイントを広く探れるメリットも

　　確かに有ります。

　しかし、渓流によっては、バックヤードの森が邪魔で竿が振れない事も十分に

　　考えられますので、どの魚をターゲットにするのか、釣り場に合わせて購入する

　　事をお勧めします。

◆　渓流竿と言えば、一般的には延べ竿の事を言います。

　◆　渓流竿の基本的な選び方は、長さと竿の硬さで選びます。

　　　　● フィールド別に竿を選ぶ　　　
　　本流の様な川幅の広い釣り場などでは４．５m～６．３m位の長さを使いますが、

　　川幅が広いフィールドでは大型のヤマメやアマゴも頻繁にアタックしてきますので

　　７m～９mの長い竿を使う時も有ります。
源流域など川幅の狭い釣り場では３．０m～４．０mの短めの竿の方が色々な
シチュエーションを考えると重宝します。フィールドにもよりますが、高低差の有る

　　釣り場が非常に多いので釣り場に合った竿を購入しましょう。

　　魚種は主にイワナ。水温が比較的、高ければ、ヤマメやアマゴも生息しています

　　ので、タイミングが良ければ彼女（山女魚）に逢えるかも？・・・です。

　　初心者の方は竿自体がしっかりしていて、調子は竿先が良く曲がる硬調の方が

　　良いと思います。特に特筆すべき事は、５：５の調子の様に竿全体が曲がる事！

　　※ 竿、本来が持つ柔軟性を十二分に引き出せる事が大物竿で有る証です。

　　 ■ 一度やってしまうと誰でも病み付きになってしまうテンカラやフライフィッシング
　　を始めてみませんか！？表層を泳ぐ見えている魚を狙って釣る！これがサイトフィ

　　ッシングの醍醐味です。

　　魚の測線に察知されない様にゆっくりと岩陰から近づき、昆虫を模した毛鉤を川の

　　流れに預ける。（本当にドキドキします）

　　魚が喰いつく瞬間を目の当たりにすると緊張感もピークに達っし胸の高まりを抑え

　　る事が出来なくなってしまいます。渓流に棲む魚とのファイトはスリル満点です。

　　ダイワ(Daiwa) LM-P MP　（フライロッド）　

　　　ダイワ(Daiwa) LM-P MP ロッホモア・プログレッシブ・モバイルパック

　　ダイワ(Daiwa) LM-P MP　フライロッド一覧

　　■標準全長：2.59m
　　■継数：5本
　　■仕舞：57cm
　　■標準自重：90g
　　■先径：1.4mm
　　■元径：8.4mm
　　■ラインNo：#5
　　■グリップタイプ：I
　　■カーボン含有率：97%
　　■高弾性HVFカーボン
　　■シート部シャンパンゴールド金具
　　■専用ソフトケース付き

　　《ダイワフライロッド》　フライリール一覧

　　● 指定した番手のフライラインで、十分な負荷を感じ取れるアクションを実現し、
　　キャスティングに重要なアクションが取り易いロッドに仕上がったフライロッドが
　　ロッホモア・プログレッシブ・シリーズです。

　　● クラスを超えたアクション、そして完成度とその仕上がり。
　　これからフライフィッシングの進歩・向上と言うメッセージを形にしたシリーズから、
　　新たに携帯性を重視したスタンダードとも言えるマルチピースモデルが、このロッド

　　です。

　　● 初心者でもラインの重さを感じてキャスティング出来るアクションをそのまま継

　　承し、バット部のパワーは2ピースモデルと比較してアップさせ、上級者の方にも十

　　分満足して頂けるロッドアクションに仕上がっています。

　　● 仕切り付きクッション入りソフトケース標準装備！
　　バックなどに入れて手頃に持ち運べるクッション入りロッドケースです。
　　仕舞寸法プラス約3cmで収まる軽量・コンパクトなケースでバックパックに固定する

　　ループ付がついています。

　　　● 我が愛竿

　　私は５m前後の短竿を主に使っていましたが、広くポイントを責めるべく、７～８m

　　前後の長竿を使い始めました。すると、かなり釣果が上がりました。

　　余談ですが、かつては一万円前後の３流メーカー品を使っていましたが、我慢出

　　来ずに、自分へのご褒美として、とうとう一流メーカー品を購入してしまいました！

　　流石にハイクオリティーですね！感度が全然、違います。やはり一流メーカー品は

　　コスト・パフォーマンスに優れています。（正に彼女に首ったけ状態です）笑い
　　値段に見合って、軽くて扱い易いのは言うまでも無く、一日中竿を振る事を考えれ

　　ば、本当に良い買い物でした。ただし、破損すると部品代が高く付くので、注意し

　　て釣行して下さい。

　　　● ビギナーの方へ
　　初心者の方は、ある程度開けた川（大きな川）で４．５ｍ前後の竿から始めると

　　良いでしょう。
　　竿の調子は中硬から硬調、あまり気にしなくても良いと思います。バックヤードに

　　引っ掛けたり、転んで折ったり、根掛かりで穂先を折りやすいので、必ず予備の

　　ロッドを持って行きましょう。慣れてくればハイスペックな竿を買って下さい。

　　（感度が全然違います）

　　　● メーカーへ一言

　近年、各メーカーは竿の軽量化を図っていますが！・・・いったい何故！why?
　　それは、長時間の釣りにも、軽い竿の方が楽だからです。

　　それに軽い竿の製作工程においても、価格が高く設定出来る高級な材料を使用し

　　ているので各社、情熱の入れ様が違います。　
　　　■フィールドテストで培われた技術そのものが財産なのです。

　　　　　（でも、もう少し安くして下さい・・・）

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