”釣りは気分で” 楽しく行きましょう!! 投げ釣り入門

   Let's try surf fishing （投げ釣り）

   　歩いて稼ぐ探り釣り、ウキの浮き沈みでアタリを取るウキ釣り。釣趣、様々に

   　有りますがその中でもターゲットを絞って沖へ向かって遠投する投げ釣りは、

   　とてもバイタリテイーに溢れ古今東西問わず、とても人気の有る釣りです。

   　投げるというスポーツ的な要素も有り、２〜３本を置き竿にして静かにアタリを

   　待つという静の釣りでもあります。サーフフィッシングは根強い人気が有り、

   　沢山のファンを魅了しています。

  　  投げ釣りの魅力

　　力の限り竿を振って遠投し、そのまま竿を並べてアタリをひたすら待つ！

　　あるいは魚の魚信を感じながら竿をさばく。どんな魚と出会えるのか、釣り人の

　　思いがピークに達します。これこそが投げ釣りです。投げ釣りの魅力は、何と

　　言っても沖から魚を引きづり出すという面白さです。

　　こと投げ釣りに関しては、底を探る釣りですので、当然の事の様に根掛かりが

　　続出します。でも、これにメゲてはいけません。目的の魚が釣れるまで頑張ってく

　　ださい。

　　※投げ釣りは、オモリの付いた仕掛けで海底を引きずり砂煙を上げて魚を

　　　　誘き寄せます。仕掛けを引きずる感触もドキドキものです。

　　 置き竿が基本

　　投げ釣りは基本的に遠、中、近と投げ分けてアタリを待つ釣りです。

　　投げ分けた、どの竿に来たのかを知る方法でも有ります。そうする事で、

　　他の竿も、同じポイントに投げ入れ釣果を上げる事ができます。魚と遭遇

　　する確率を上げて行く事を目的としています。キスの引き釣りは別として、

　　一般的には釣り用の三脚などを使い置き竿にしてアタリを待ちます。

　　※皆さん穂先に鈴を付けている方が多いですが、投げた時に鈴も飛んで行って

　　　　しまうので、投げ終わってから鈴を付けるのが賢明です。

　　 どんな魚が居るの？

　　海底をターゲットに絞った釣りですので、おのずと対象魚は限られてきます。

　　べラ（キュウセン）ヌメリゴチ（関西ではテンコチと言います）他にはキス、カレイ、

　　アイナメ、カサゴ、ヒラメ、イシモチ、アナゴなどがメインになります。それから、

　　特に気を付けて欲しいのがハオコゼ、ゴンズイの毒魚です。ゴンズイは夜釣り

　　でよく釣れる魚ですので問題有りませんが、ハオコゼは昼間でも釣れますので、

　　注意して下さい。一度、刺されると、とても釣りどころでは有りません。

　　余談ですが磯の石鯛釣りなども、投げ釣りが大きく変化した釣りと言えます。

　　 ブッコミ釣り

　　投げ釣りは主に遠くを探る釣りですが、少し沖合いを狙ったり、あるいは足元の

　　かけ上がり等を狙って近投するする釣りを、ブッコミ釣りといいます。手軽に効率

　　良く釣果を上げる方法ですが、休日の波止は沢山の釣り人で、とても賑やか

　　なので、仕掛けが絡み合う、お祭りも頻繁に起こります。

　　投げ釣りをする方は 肩身の狭い思いをしますが、釣り場が無い時は、その時々に

　　応じた釣りを楽しんで頂ければと思います。

　　軽めの仕掛けを足元に落とすブッコミ釣り（際釣り、擦り釣りと、ほとんど同じです）

　　なら、周囲に与える影響も少く釣りを楽しんで 頂けます。

　　地域によってはをチョイ投げとも言います。

　　 投げ竿選びのポイント　

　　投げ竿は複数の置き竿でアタリを待つ釣りです。出来れば最初から３本、　　

　　揃えておくと釣果が期待出来ます。なるべく同じメーカーの竿を購入する様に　

　　しましょう。錘負荷もそれぞれ、３５号３０号２５号位を選びます。竿の長さは　

　　３．６０〜４．２０も有れば快適に投げ釣りを楽しんで頂けます。

　　潮の速い釣り場や、遠投しなければならないポイントを狙う時は重いオモリを　

　　使いますので、使用する錘に合わせて竿を選びます。 　　

　　一般的には３０号３．６ｍ程度が扱いやすい長さ、固さだと思います。

　　※並継ぎ竿は遠投用の本格派です。価格も振り出し竿に比べ幾分、高価な物が

　　　　多いです。頻繁にポイント移動する場合は、利便性を考えると振り出し竿の方が

　　　　扱いやすいと思います。

 　　 リール選びのポイント

　　投げ釣りを専門にするなら、専用の大型リールが望ましい所ですが、

　　入門用なら道糸４号が２００ｍほど巻ける中型リールでもいいでしょう。
　　投げ専用の糸はウキ釣りの糸より水切れが良く、伸びが少ないため、

　　アタリが取り易いです。投げ専の道糸はポイントまでの距離が分かるように

　　２５ｍ間隔で糸が染め分けられています。
　　※道糸には必ず糸切れを防ぐための力糸を結ばないと、渾身の力を込めて

　　　　投げた場合、糸切れが頻発しますので注意して下さい。

　　 仕掛け選びのポイント

　　市販の仕掛けは良く考えて作られていて、とても便利です。対象魚に合わせて

　　色々な商品が販売されています。
　　天秤（オモリ）は用途にあわせて色々な物があります。馴れないうちは根掛かりが

　　比較的少ないジェット天秤を使用します。１０号から３０号ぐらいまでを釣り場に

　　あわせて使い分けますので、釣具屋さんへ出掛けて一度確認しておきましょう。

　　潮の流れが速い所ではスパイク天秤を使って下さい。各種錘は少し多めに持って

　　行けば安心です。

　　※サルカンは少し大きめの方が使いやすいです。市販の仕掛けにはサルカンが

　　　　付いていますが、それとは別に、ワンタッチで外せるスナップサルカンも買って

　　　　おきましょう。

　　 三脚選びのポイント

　　投げ釣りの必需品三脚は、しっかりとした頑丈なものを選ぶ事がポイントです。

　　一回り大きめの物を購入しましょう（安定感が違います）

　　安価な物は直ぐに壊れるので気を付けて下さい。

　　 投げ釣りを考える

　　投げ釣りは比較的初心者でも、ポイントさえ分かればベテランとの差が、 あまり

　　出ない釣りだと思いますが、投げるのに少々コツがいります。まず近投から始め

　　て、ある程度コントロール出来るまで練習する様にしましょう。

　　後は波頭をポイントに見据え、的確に仕掛けを 投入します。慣れてくれば思い

　　通りのポイントへ仕掛けを入れる事が出来る様になって来ます。

　　まさに習うより慣れろですよね！

　　仕掛けを投げ終わったら、後は座って穂先にアタリが出るのを待つだけ！ですか

　　ら、のんびりしていられます。市販されている仕掛けは簡単に取り付けが出来ます

　　ので、釣りに慣れていない女性の方には特に、お勧めです。

　　■ 何度も、何度も実践してください！失敗を恐れてはいけません、失敗無くして

　　　　上達は、望めません。（時々、仕掛けを巻いて様子を見る様にしましょう）

　　 竿の性能を揃える

　　投げ釣りは複数の竿を使う釣りですが、前述したように出来るだけ同じ

　　メーカー品を揃えます。数社の物をバラバラに購入すると、竿の調子に

　　バラツキが出ます。何故かと言うと、各メーカー材料の配分が違うからです。

　　※同じメーカーの商品を購入する事によって竿のトータリティーを感じる事が

　　出来ます。

　　リールに関して言及すれば、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。各人、

　　自分の好みの物を購入すれば良いと思います。

　　※ですが、性能の良いドラグ機能、ベアリング数、防塩コーテイング等、とても

　　　　大切な事ですので長く使うので有れば、それに見合った価格の物を購入する

　　　　様にしましょう。

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