”釣りは気分で釣りロマン” エギング入門（初心者編）

　　　　　エギング入門（初心者編）

　　餌木でアオリイカを釣る場合、イカがエギを抱く瞬間は、その殆んどがフォール中

　　です。ですからフォール中の餌木の姿勢やバランスがとても重要な要素なんです。
　　高価な物はバランスや姿勢ともに信頼出来ます。それでは安価な物はダメなの

　　か！？・・・・・・・・と言うと決して使えない訳では有りません。

　追加すればさほど気に成りません。

　要はおもいっきりシャクって餌木を海中で生きて

　る如く演出できるかどうかです。

　※ 元気で美味しそうな海老を演じないとアオリイカは中々餌木を抱きません。

釣具店のワゴンセールの餌木でも、当たりが良ければ高級品の餌木と何ら遜色有りません。
自分のシャクリスタイルに合った餌木かどうかが

最重要課題です。
単純に高価な餌木の方が喰いが良い！？・・・・・・

とかでは決して有りません。
あくまでもフォール中のバランスが問題なんです。

　初心者の方には少し難かしいと思いますがフォール中の姿勢やバランスが悪けれ

　ば、手を加えて改良すればいいんです。（ 前述したように錘の追加で解決されます ）

　使用する餌木の色にもよりますが、本当に良く釣れる餌木は存在するのでしょうか？

私のお勧めの究極の方法は、秋の数釣りの時

期にサイトフィッシング（ 海中のアオリイカを直

接見ながら ）・・・・・・・・・
アオリイカの反応を見るのが一番効率が良いのではないか・・・と思います。

　　※ 昔から見えてる魚は釣れないと言われますが、決してそんな事は有りません。

　　次に使用する餌木の色を選択する訳ですが当日の天候によって色選びは異なり

　　ます。
　　ポイントでの水質やアオリイカの活性など状況は色々有ると思いますが、ルアー

　　フィッシングと殆んど変わらないと私は思っています。

　　ります。私の経験に基ずいて下記に基本となる選択方法をご紹介いたします。

　　潮の色で餌木カラーを使い分けましょう

　　ベースになるカラーは潮が澄んでいれば赤系統を使うようにして、

　　濁りが有ればゴールドと使い分けます。
　　マーブルに関してはオールラウンドに使用する事が出来るので、

　　あまり難かしく考えずに使ってみて下さい。

　　餌木カラーの基本は：
　　背中の色が派手系の時は、ベースカラーは地味から→派手へ。
　　背中の色が地味系の時は、ベースカラーは派手から→地味へ。
　　※ 直ぐに結果が出るので心配無用です。

　　エギの実績カラー

　　オレンジ系　　　　　　　　　　　ピンク系　　　　　　　　　　　　ラメ（きらきら系）
　　天候：曇りの日や雨天時　　天候：曇り時　　　　　　　　　 天候：晴れのち曇り時
　　水色：濁りが有る時　　　　　 水色：濁りがやや強い時　 水色：濁りがあまりない時
　　活性：高い時　　　　　　　　　 活性：高い時　　　　　　　　　活性：高い時

　　グリーン系
　　天候：晴天時
　　水色：濁りが弱い時
　　活性：低い時

　　また抱きついた時にフッキングし易い設計の餌木も、餌木選びの選択肢の一つに

　　なる重要なポイントです。
　　ですのでイカを釣り上げるための工夫が施されている餌木を購入して下さい。
　　例：内側に微妙に婉曲しているフックを選ぶ。

　　餌木のフックは基本的に、バーブ ( 返り ) が付いていないバーブレスです。
　　餌木のフックは返りが無いのが一般的です。
　　また餌木の針は非常に錆び易いので防錆コーティングされた物を購入しましょう。

　　●　究極のエギングメソッド

　　エギングで実績の有る有効な釣り方にサイズダウン釣法が有ります。
　　今まで投げていたエギよりワンサイズ小さいエギと交換するだけで、足元まで

　　寄ってきたアオリなら間違いなく釣る事が出来ます。
　　是非一度お試し下さい、驚くほどの威力を持つメソッドだと思います。

　　また小さいエギに変える事で沈下速度も遅くなり、アオリにエギを抱かせる
　　時間を持たせてやる事が出来ます。（これならホントに直ぐ釣れますよ！実績有り）

　　アオリイカ釣りポイントの選び方
　　エギングでの釣り場の選び方ですが初心者の方でも気軽に楽しめるのは足元が

　　安全な防波堤だと思います。
　　勿論テトラからも可能ですが足元が悪いので初めての方には、あまりお勧め出来

　　ません。何回か釣行して慣れてからでも遅くは有りません。

　　防波堤や漁港では春夏秋冬を通して色々な魚が釣れますので、毎日大勢の老若

　　男女で何時も大変賑わっています。

　　●アオリイカ釣りポイント１：
　　初めての場所へ釣行する時は、まず始めに堤防を一回りして墨跡がないか観察し

　　ます。
　　墨跡は、この場所でイカが釣れたという証拠になりますので、釣れる確立は高いと

　　思います。

　　●アオリイカ釣りポイント２：
　　さて、ある程度ポイントが決まれば最終的に釣り座を確保します。
　　ここで問題なのが、何処に落ち着くか・・・・・と言う事です。

　　一般的には皆さん良くご存知の堤防の先端部分に人気が有ります。

　　では何故！？先端部分が良いのかと言うと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　実は潮通しが良いからなんです。

　　基本的には今居るポイントが小魚達の住処に成っているか？？・・・と言う事です。
　　イカを釣るよりも小魚達の活性が高い場所が、良いポイントと言っても過言では

　　エギングロッドの選び方
　　エギングロッドの硬さですが、軟らかいものや中途半端に硬いロッドは買わない方

　　が無難です。
　　手に良く馴染み、しっかりとした硬さの有るロッドを選んで下さい。
　　特に竿を振った時にバット（握り手の前の部分）がブレない硬さが必要です。

　　極端に軟らかいロッドは、餌木をシャクった時にロッド自体に力が吸収されるため
　　海中の餌木は、殆んど微動だにしません（止まったまま）

　　軟らかい竿を使って鋭いシャクリを何度繰りかえしても海中の餌木は自分のイメー

　　ジと、かけ離れた遅い動きをしている事が多いからです。

　　エギング初めての初心者が釣れない理由は、海中の餌木を正しくコントロール出

　　来ていないからなんです。
　　※ ルアーフィッシングにおいてはミノーやプラグをただ引きするだけでもヒットしま

    すが、ことエギングに関して言わせて貰えれば、如何にして餌木に命を吹き込むか

    と言うのが最も大切な事なんです。

　　ですので、例えアオリイカの活性が低い時でも鋭い切れの有るシャープな動きを

　　演出する事さえ出来れば、アオリイカを簡単にヒットする事が出来てしまうのです。

　　つまりエギングで使用するロッドの役割はアオリイカの引き味を楽しむ事やアオリ

　　イカが掛かった時のやり取りに重点を置くものではなく！！

　　います。

　　シャクリの動作を海中の餌木にイメージ通りに動きを与える（演出できるか）と言う

　　事がとても重要になってきます。

　　前述した様に、エギングロッドを選ぶ基準として上げられるのがバット部分

　　（握り手の前）が固く、しっかりした物を選ぶ。

　　次に竿自体が、棒の様に一本、筋の通った硬いロッドを選ぶ。
　　特に３回〜５回連続してシャクリを入れるような場面では、スムースにシャクリが

　　エギに伝わります。

軟らか目に設計されているエギングロッドが良いロッドと言えます。

　　次に投げ釣り全般に言える飛距離の問題ですが、これはエギングにおいても例外

　　では有りません。広範囲を探るためには良く飛ぶにこした事はないからです。

　　投げ釣りの要と言えばガイドに尽きると言っても決して過言では有りません。
　　如何にガイドの抵抗無くラインを放出出来るかが大切な要素です。

　　その為には外径の大きなガイドは言うまでも有りませんがガイドとロッドの間隔に

　　大切な要因が有ります。

　　た状態の事です。

　　ロッドとガイドの間隔が狭ければ、餌木をキャストした時にガイド内を通るラインが

　　ロッド本体に当たりながら出ていくので、それが摩擦抵抗となり飛距離を出す事は

　　難かしくなります。

　　また、ロッドとガイドの間隔が狭いと、リールから放出されたラインと、一番手前の

　　ガイド部に大きな角度が出来てしまいます。

　　その結果、摩擦抵抗が生まれ飛距離が出ません。

　　それでは、どんなエギングロッドを購入すれば良いのかと言うと・・・・・・・・・・・

　　リールのスプールからトップガイド（穂先）までが直線に成るように一定のスパンで

　　ガイドを設置してあるロッドが飛距離の出る竿です。

　　まずロッドを手にして、一番手前（リール側）のガイドからトップガイド（穂先）を覗い

　　た時に一直線に見えるのが良いエギングロッドです。

　　このように設計されているエギングロッドは、リールのスプールから放出されるライ

　　ンとガイドとの角度が軽減されて、キャストした時にロッドにラインが触れる事が少

　　なくなるので、摩擦抵抗が減少する分、飛距離は格段に出ます。

　　思う様に飛距離が出ると探れる範囲も広くなるので、自ずと釣果にも差が出てくる

　　のは当然です。
　　エギング初心者の方が釣れない原因は、飛距離に問題が有る事も否めませんが、
　　とにかく何度も釣行して場数を踏んで出来るだけ体験してみて下さい。
　　諦めずに是非！頑張ってくださいね。

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