釣り入門/初めての夜釣りグッズ/釣りは気分で釣りロマン

　大物狙いの半夜釣り・夜釣り！　●始めての夜釣りグッズ

  大物を狙うなら、夜釣り

  や半夜釣りに分が有り

  ます。一般的に波止の

  昼釣りでは、中々ヒット

  出来ない大物でも、夜

  になると出会える確率

  が格段に上がります。夕マズメ時から完全に陽が落ちた頃に成ると大物達が、続々

  と餌を漁りに岸近くまで寄って来る事が頻繁に確認されています。

　冬場は完全武装しないと命も落としかねませんが、夏場は絶好の釣り時です。

　まさに大物を狙うなら比較的、軽装で臨める夏場に限ります。ここでは夜釣りに必要

　な様々なアイテムをご紹介いたします。(時合いが良ければ超大物も！）

　ヘッドライト

　トンネル工事などで良く使う、頭に装着するタイプの懐中電灯

　です。出来るだけ軽い物が疲れを軽減出来ます。また両手が

　フリーになるので、餌を付けたり、仕掛けを結んだりするのに、

　とても便利です。慣れないウチは少し窮屈ですが、暫らくする

　と違和感も無く快適です。

　各メーカーから色々な物が販売されていますが、これからも長

　く使うので有ればスペックの高い物を選んだ方が後々お得で

　す。※安物は値段に比例して寿命も短いです。

　クリップライト

　胸襟やポケットなどに挟んだり、差し込んで使います。ランプ

　の部分がアジャスタブルになっていて、自由に動きますので

　手元を照らす時に便利です。色々なタイプの物が有るので、

　釣り場に合った物を選びましょう。

　足元が比較的安全な場所ではクリップライトでも問題、有りま

　せんが、磯場や足元の悪い場所では十分な明るさ（照度）を

　得られないので、お勧め出来ません。装備が不十分だと怪我の元です。

　特に夜釣りでは、未然に事故を防ぐ為に予備のライトを必ず持って行きましょう。

　※備え有れば安心して釣りに専念出来ます。

　ランタン

　昨今のアウトドアブームで、どこの一般家庭でも見られる事が多くな

　りました。仲間や家族とキャンプへ出かけたり、半夜釣りで大物狙い

　に行く時など、灯りが有れば、とても安心出来ます。特に食事をする

　時など、灯りが無ければ、何を食べているのか分からず、美味しさも

　半減してしまいます。

　身近なホームセンターで色々と販売されていますが、光量が調節出

　来る物で蛍光灯を使用したランタンが釣りには向いていると思いま

　す。ちょっとお茶を飲んだり、食事をする時など、周り全体を明るくしてくれるランタン

　は釣りの必需品です。

　電気ウキ

　現在、市販されている電気ウキは、各メーカーより色々と工夫

　されて販売されています。最も人気が有るのはプラスチック

　製の物が良く売れている様です。棒ウキタイプと中通しタイプ

　の円錐状のウキが有りますが、一般的に波止では、視認性の

　良い棒ウキタイプの物が扱い易いと思います。

　ウキ釣り専門の方は、細身で高感度の物を使っていますが、

　釣り初心者の方を見ると、対象魚に合って無いウキを使用さ

　れている方が多い様です。

　※魚の活性が高い時は、アタリは顕著にウキに反映されますが食い渋っている

　　 時は感度の良い棒ウキタイプが実用的です。

　夜釣り必携！電気ウキ其の二

　夜釣りで良く使う、電気ウキには専用のリチウム電池を使用しますが、

　何処でも売っている訳では有りません。釣具店や、釣り関係のお店でし

　か入手出来ないのが、現状の様です。確かにリチウム電池は長持ちす

　るのですが、値段も少し高めで、また、近くにお店が無ければ、本当に

　困ってしまいます。ですので、釣行する前に必ず準備して、予備も含め

　て携帯しましょう。

　夜は長いですからイザと言う時のために少し多めに用意すれば、万全

　です。使用するサイズは、長短２タイプ有りますので、自分のウキが、どのタイプの

　電池を使うのか予め、チェックしておきましょう。

　※一般的に、短いタイプは円錐ウキ用です。

　ケミホタル

　それから、夜釣りに欠かす事の出来ない、ケミホタルも予備を用意して

　おきましょう。ケミホタルは未開封の状態でも長い間放置すると照度が

　落ちて来たり、最悪の場合は発光しない事も多々有りますので、気を付

　けて下さい。（良く流行っている店で買うのがコツです）長く使わない時

　は冷蔵庫へ保管して下さい。夜釣りの必須アイテム！忘れない様に注

　意しましょう。

　使い方は、パチンと折ると、中の薬品が化学反応を起こして発光する仕組みです。

　釣り用の場合、タイプにもよりますが３時間〜４時間程度は使えると思います。ウキ

　用は、ウキのトップの部分に差し込んで使います。殆んどのウキのトップにはケミホ

　ルダーと呼ばれる物が付いていて、ケミホタルが取付け出来る様になっていますの

　で、必要なサイズを購入して下さい。ホルダーが付いていない場合は付属のビニ

　ールチューブをトップに取付ければ簡単です。

　ウキにケミホタルを使うメリットは、折って差し込むだけですから、夕暮れ時の時合い

　に、素早く対応する事が出来ます。只一つの難点は電気ウキより暗いと言う事です。

　また、沖合いに仕掛けを流したり、波の高い日は視認性が落ちるのは否めません。

　ケミホタルはウキだけでなく、夜の投げ釣りやミャク釣りで穂先でアタリを見る時にも

　使えます。

　※光に魚が集まる習性を利用して、仕掛けに付けるタイプの太刀魚ライトやルミコ

　　  と呼ばれる専用のケミホタルが有るので釣り場に合った物を購入しましょう。

　防寒ウエア

　夏場と言えども、夜に成ると、かなり冷えてきます。

　特に風の強い日は体温がどんどん奪われますので

　重ね着をお勧めします。重ね着すると温かいのは、

　衣類と衣類の間の空気が断熱材になって熱を蓄え

　寒さをシャットアウトしてくれるからなんです。

　特に冬場でしたら、厚手のセーターを１枚着るより、

　薄くて軽い下着やインナーを何枚か重ねたほうが、

　空気の層を何重にも着る事になるので、とても温か

　くなります。

　また、寒いと感じるのは、外気に晒した肌から熱が逃げて行き、体温が下がってしま

　うからです。出来るだけ身体の露出部分は減らす様にしましょう。特に気を付けたい

　のは首の部分です。上手に重ね着をしたつもりでも、首元が空ていると、そこから熱

　がどんどん逃げてしまうので、スカーフやタートルネックで首回りをガードしましょう。

　※また、指が使える釣り用のグローブや冬場ならニット帽もお勧めです。

　　　（体温は末端から奪われていきます）

　ライフジャケット

　一人で釣行する時は必ずライフジャケットを着用しましょう。

　万が一落ちた時でも暫らくは浮いていられます。それから帰

　宅時間を家族の方へ告げる事も安全対策として、重要です。

　また、誰かが海に落ちたりした時は、救助を要請する必要が

　有ります。今と成っては当たり前の様ですが、携帯電話は

　必携です。最後に最も重要な事はやっとの思いで来れた釣り

　でも天候が急変したら釣りを中止する勇気を持って下さい。

　　　（釣りは何時でも出来ます！）

　　　　　　　　　　　　釣りは気分で楽しく行きましょう。ご安全に！

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